ブルーオーシャン戦略

競争戦略にはさまざまなものがありますが、現代の成熟した日本経済の中では差別化といわれても容易にはできないのが現状ではないでしょうか。

 

 

 

そのようななかで注目されている競争戦略が

ブルーオーシャン戦略です。

 

一言で要約すると「競合が激しく戦っている市場(レッドオーシャン)での戦いを避け、競争の少ない市場(ブルーオーシャン)で勝負すべき」という競争戦略です。

 

レッドオーシャンというのはいわゆる成熟した市場に一般的には見られる傾向ですが、各競合商品が似通っており、やや過剰品質に陥っているような状態です。

 

そのような市場では一般的には価格競争に陥りやすく差別化が非常に難しい状態です。

 

そのような市場で勝とうとすればひたすら商品品質を向上させるしかありませんが、それには多大な投資が必要ですし、また競合に勝ったからといって顧客が評価するとは限りません。

市場戦略が重要なのです。

 

競争戦略というのは当たり前ですが、競争に勝つだけでなく顧客に認識されなくては意味がないからです。

 

「ブルーオーシャン戦略」とは今ある提供価値を変える(増やす・付け加える・減らす・取り除くのいずれか)ことにより「戦う場所を変えることによって差別化する」のです。

 

ブルーオーシャン戦略の具体的な方法としては

 

1 代替産業に学ぶ

同じ業界の直接の競合ではなく、一般的には異業種といわれる業界から学ぼうということです。

 

例えば車と電車は業界こそ違いますが、「移動手段」という点では目的では代替産業と言えます。

 

このような直接競合ではなく、間接競合から差別化のポイントを学ぶのです。

 

2 業界内での他のグループから学ぶ

同一業界内であっても直接の競合とは認識されていないグループに着目しようという戦略です。

たとえば車でいえばカローラのようなファミリーカーとポルシェのような高級車は路線が違いますね。

こういった一見違う商品群の中から学ぶのです。

 

3 顧客を定義しなおす

BtoBビジネスに顕著ですが、買い手と使い手が違っていることは珍しくありません。

この場合今まで使い手をターゲットにしていたけれども、逆に買い手をターゲットにしてみてはどうでしょうか。

 

4 補完材や保管サービスを見直す

一般的には付録やおまけ的にみられているサービスに着目することで差別化を図ろうとする戦略です。

 

5 機能志向と感性志向を切り替える

感性志向・・衣料品、化粧品、インテリア

機能志向・・事務用機器全般

 

感性志向の業界であれば機能志向の業界から学べることはないでしょうか。逆に機能志向の業界であれば感性志向の業界の手法を取り入れてみるのが良いと思います。

 

6 将来を見通す

これは将来を見通す中で市場のルールを構築できないかという考えです。

例えば顧客が加齢により変わることなどから競争戦略を見直せないかなどです。

 

既存の商品力向上では限界が見えてきます。

競争とは当たり前ですが、他社との戦いになります。自社がいくら優れていても他社に勝てなければ意味がないのです。

 

より詳細を知りたいかたはこちら

 

競争戦略とは常に競合と顧客との位置関係によってきまります。

 

競合が直接は目を向けない点に着目し、差別化を図るのがブルーオーシャン戦略の神髄です。

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