ポーターが伝えたかったこと

 

 

競争戦略ときいてまず頭に思い浮かぶのは

マイケルポータ―の「競争の戦略」ではないでしょうか?

 

すでに30年以上昔に書かれた競争戦略の古典とも言われています。

500ページ以上にわたる本なのですが、この本の言いたいことを一言で要約することができるでしょうか。

 

それは

「自社が経営で利益をあげられるかどうかは業界の構造による」

ということです。

 

すごく単純化してしまえば

「儲かる業界・業種にいれば儲けることができる」

ということなんですね。

その業界の分析の仕方について書いているのが「競争の戦略」です。

 

ポーターの競争の戦略の中でも特に有名な理論が5FORCESです。

 

5FORCESはその業界を取り巻く要因を、

買い手

供給業者

代替品

新規参入の容易さ

現在の競合

にまとめています。

 

この5つの要因について考えることによって、

「自分がいる業界は競争が厳しいのか、そうでないのか?」

ということがわかるのです。

 

以下にそれらの要因について説明していきます。

 

買い手

これはもちろん顧客のことです。

一言で言うと顧客の情報リテラシーです。

顧客が商品について詳しく、競合などの商品にも熟知していれば値下げ交渉なども激しいでしょう。逆にリテラシーが低い場合には比較的こちらのペースでビジネスが進みます。

 

供給業者

これは仕入れ先など、自社に商品・サービスを提供してくれる存在です。

仕入れ先との力関係はどうなっているでしょうか?

仕入れ先の方が立場が上で、値上げをされれば当然経営は厳しくなります。

 

代替品

これは業界の構造自体は違うけれども自社商品の代わりになる商品のことです。

「競合を正しく認識していますか?」でも説明しましたが、車にとっては同じ車業界だけでなく、バイク、電車などが代替品です。

 

新規参入の容易さ

これはある業界に入りやすいかどうかです。

鉄鋼業界などは多額の資本が必要な為、誰でも参入できるわけではありません。逆にIT産業などはパソコンと人材がいれば簡単にスタートできるため、参入しやすいと言えます。

またテレビ業界など規制がある業界は当然競争が緩くなります。

 

現在の競合

通常の業界内の競争がどうなっているか、ということですね。当たり前ですが、競争が厳しければ厳しいほど自社の経営も苦しくなります。簡単にいえば、需要と供給のバランスがどうなっているかです。値下げ競争などが厳しくなっている場合、過当競争になっています。

 

これら5つの要因をみて、現在の自社の業界の競争が厳しいかそうでないかを判断してみてください。

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