自社の強み・弱みを単独で考えてはいけない

今回は「自社の強み」は競合によって変わる、といったお話をさせていただきます。

これも当たり前のようでいて、当たり前ではない考え方の一つです。

競合を意識せずに、漠然と「自社の強みは***です」といっている例は非常に多いからです。

 

 

まず経営というのは端的にいえば

「顧客の悩み」を「自社の強み」を使って解決することです。

 

 

お客様は何らかの悩みを抱えており、それを解決する手段として何らかの商品・サービスを使うわけですね。その時に複数の選択肢を比較し、より自分にあったものを選びます。

 

その時にお客様がある商品・サービスを選ぶ理由が「自社の強み」です。

 

私はここで「強み」といいましたが、この自社の強みというのは絶対的なものではありません。

 

 

トヨタのカローラの強みは何でしょうか?

多くの方が手ごろな値段と答えるはずですし、おそらくトヨタ自身もそう思っているでしょう。

 

しかし、「バイク」と比較しても低価格といえるでしょうか?

この場合カローラの価格というのは「弱み」になってしまいますね。

 

このように強みというのは「誰と比べるか」によって変わります。

 

「競合を正しく認識していますか?」でも説明させていただきましたが、競合というのは同業他社だけではありません。

お客様の悩みを解消する手段は全て競合になるのです。

 

あなたが思っている自社の強みも時と場合によっては「弱み」になるかもしれません。

逆に「弱み」だと思っていたことが逆に強みとして使えることもあるでしょう。

 

大切なのは「誰と比べるか」という視点です。

 

自社の強みを考えるときはこの視点を忘れないようにしましょう。

 

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